精選版 日本国語大辞典 「黄檗清規」の意味・読み・例文・類語 おうばくしんぎワウバク‥【黄檗清規】 ( 「清規(しんぎ)」は禅宗寺院の規則 ) 黄檗宗の僧の守るべき規則。一巻。宗祖の隠元隆琦(いんげんりゅうき)が制定、木庵性瑫(もくあんしょうとう)校閲、高泉性潡(こうせんしょうとん)編集。寛文一二年(一六七二)成立。隠元和尚黄檗清規。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「黄檗清規」の意味・わかりやすい解説 黄檗清規おうばくしんぎ 宇治の黄檗山萬福寺の開山,隠元隆琦がみずから開いた黄檗宗の規則儀式を,萬福寺 2世住持木庵性瑫が校閲し,同 5世住持高泉性敦が寛文10(1670)年に編集したもの。1巻。およそ 10章からなり,全編かたかなで唐音を付してある。隠元の序文と跋文とがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報