黄金蜘蛛(読み)コガネグモ

デジタル大辞泉 「黄金蜘蛛」の意味・読み・例文・類語

こがね‐ぐも【黄金蜘蛛】

コガネグモ科のクモ体長は雌2~3センチ、雄約5ミリ。雌の腹部には黒地に3本の黄色帯があり、脚は黒色一部灰白色。人家近くに円い網を張る。鹿児島県高知県ではこのクモを戦わせる行事がある。地方によってジョロウグモとも呼ぶ。

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精選版 日本国語大辞典 「黄金蜘蛛」の意味・読み・例文・類語

こがね‐ぐも【黄金蜘蛛】

  1. 〘 名詞 〙 コガネグモ科の大形のクモ。体長雌二〇~二五ミリメートル、雄五~八ミリメートル。腹は黒地に三本の黄色の横帯があり、背甲には銀白色の毛を密生し、脚に黒と灰色のだんだら模様がある。模様を三番叟の烏帽子に見立て、サンバソウグモの別名がある。樹枝間や草間、人家の軒下などに完全な円網を張り、体にさわると、脚を二本ずつそろえてX字形にして体をつっぱり、網を前後にゆさぶる習性がある。網は明け方に張りかえる。本州以西にふつうに見られる。地方によってジョロウグモと呼ぶところもあるが、真のジョロウグモは別種

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動植物名よみかた辞典 普及版 「黄金蜘蛛」の解説

黄金蜘蛛 (コガネグモ)

学名Argiope amoena
動物。コガネグモ科のクモ

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