コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

黒さび病(オーチャードグラス)

飼料作物病害図鑑の解説

黒さび病(オーチャードグラス)

オーチャードグラスのさび病の中では最も被害の大きい重要病害。暖地では春先から病徴が出始め、さび病独特の腫れ物状の病斑を形成する。病斑は赤褐色または鉄さび色、楕円形〜条状で、長さ1〜2mm、幅0.5〜0.6mm程度となり、これが融合して不規則な形になる。成熟すると表皮が破れて中から赤褐色の夏胞子を飛散し、まん延する。夏から秋にかけて病斑は黒褐色になり、冬胞子を形成して越冬する。病原菌はオーチャードグラス栄養系の反応で、5つのレースに類別される。寄生性は自然界ではオーチャードグラスだけを侵し、中間宿主は見つかっていない。

出典 畜産草地研究所飼料作物病害図鑑について 情報

黒さび病(オーチャードグラス)の関連キーワード黒さび病(チモシー)植物病理学キク

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android