黒滝水斎(読み)くろたき すいさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒滝水斎」の解説

黒滝水斎 くろたき-すいさい

1838-1901 幕末-明治時代の儒者
天保(てんぽう)9年生まれ。黒滝秀助(黒滝儀鳳(ぎほう)の子)の養子陸奥(むつ)弘前(ひろさき)藩(青森県)藩士。江戸の昌平黌(しょうへいこう)にはいり,塩谷宕陰(しおのや-とういん),中村正直らにまなぶ。帰郷して藩校稽古館でおしえ,維新後も師範学校,中学校などの教員をつとめた。明治34年11月21日死去。64歳。本姓は石郷岡。名は儀任。字(あざな)は毅卿。著作に「津軽前史」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android