黒菜(読み)くろな

事典 日本の地域ブランド・名産品 「黒菜」の解説

黒菜[葉茎菜類]
くろな

九州・沖縄地方、熊本県地域ブランド
主に阿蘇郡小国町で生産されている。小国町岳の湯地区では古くから栽培されており、あちこちで蒸気が噴き出しているという土地柄に定着した。現在も温泉熱により地温が高い、ごく限られた圃場でのみ栽培されている。収穫2月から3月。くまもとふるさと伝統野菜。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「黒菜」の解説

黒菜

熊本県阿蘇郡小国町で生産される葉物野菜。温泉熱を利用して育成される。来歴不詳だが、小松菜分化といわれる。おひたし、浅漬けなどにして食する。

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普及版 字通 「黒菜」の読み・字形・画数・意味

【黒菜】こくさい

海藻

字通「黒」の項目を見る

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動植物名よみかた辞典 普及版 「黒菜」の解説

黒菜 (アラメ・コクサイ)

学名Eisenia bicyclis
植物。コンブ科の褐藻

黒菜 (クロメ)

植物。コンブ科の褐藻

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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