黒雀蜂(読み)クロスズメバチ

デジタル大辞泉 「黒雀蜂」の意味・読み・例文・類語

くろ‐すずめばち【黒×雀蜂】

スズメバチ科の昆虫スズメバチの中では小形で、黒色の地に白色横縞がある。地中に直径20センチにも達する球形の巣を作る。長野県などでは幼虫を「蜂の子」と呼んで食用にする。すがれ。すがり。じばち。つちばち。

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精選版 日本国語大辞典 「黒雀蜂」の意味・読み・例文・類語

くろ‐すずめばち【黒雀蜂】

  1. 〘 名詞 〙 ハチ(膜翅)目スズメバチ科の昆虫。スズメバチに似ているが小さく、体長は雄および雌で一六ミリメートル内外、働きバチで一二ミリメートル内外。体色は黒色で、胸部には白色の斑紋腹部には黄白色の横縞がある。比較的乾燥した傾斜地の地中に径四〇センチメートルぐらいの大型の巣をつくり、数段になった幼虫室を設ける。幼虫は、食用として珍重され、特に信州地方では佃煮にして食べる。日本各地に分布。じばち。すがり。《 季語・春 》

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