龍岩寺(読み)りゆうがんじ

日本歴史地名大系 「龍岩寺」の解説

龍岩寺
りゆうがんじ

[現在地名]二戸市福岡 横丁

曹洞宗で、高沢山と号する。江戸時代には報恩ほうおん(現盛岡市)末寺。寺伝によれば九戸政実の元家臣が営んでいた庵室を報恩寺一一世仏山祖心が万治元年(一六五八)に福岡村内佐羽内さばない坂の麓の岩谷に移して一寺を建立したことに始まり、天保七年(一八三六)に現在地に移転したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典 日本の地域遺産 「龍岩寺」の解説

龍岩寺

(大分県宇佐市院内町大門290-2)
おおいた遺産指定の地域遺産
746(天平18)年、僧行基により開山。奥の院の3体の仏像(不動明王座像、阿弥陀如来座像、薬師如来座像)と礼堂は行基が一夜で造り上げたという伝説があり、国の重要文化財に指定されている

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

デジタル大辞泉プラス 「龍岩寺」の解説

龍岩寺

大分県宇佐市にある寺院。746年開山と伝わる。鎌倉時代に建てられた奥の院礼堂と平安時代作とされる三尊像(木造阿弥陀如来坐像、木造不動明王坐像、木造薬師如来坐像)は国の重要文化財に指定されている。

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