上田照遍(読み)うえだ しょうへん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上田照遍」の解説

上田照遍 うえだ-しょうへん

1828-1907 幕末-明治時代の僧。
文政11年8月10日生まれ。真言宗河内(かわち)(大阪府)延命寺の宝肝に師事,元治(げんじ)元年同寺をつぐ。明治13年東寺定額僧,19年東大寺戒壇院長老。晩年は「弘法大師全集」の刊行尽力。「照遍和尚全集」がある。明治40年9月22日死去。80歳。阿波(あわ)(徳島県)出身。旧姓仁木。字(あざな)は竜眼。号は無庵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android