中島 幾三郎(読み)ナカジマ イクサブロウ

20世紀日本人名事典 「中島 幾三郎」の解説

中島 幾三郎
ナカジマ イクサブロウ

明治・大正期の工業家 印刷機械発明者



生年
安政5年8月8日(1858年)

没年
大正13(1924)年

出生地
美濃国本巣郡北方(岐阜県)

経歴
19歳で東京に出て石川島造船所前身の石川島平野造船所に入って機械知識を得、明治18年大阪で印刷機械製造工場を設立。活版ハンド機、石版ハンド機、コロタイプ印刷機を製作。幾多の困難ののち、大正3年オフセット印刷機を発明・完成させた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中島 幾三郎」の解説

中島幾三郎 なかじま-いくさぶろう

1858-1924 明治-大正時代の工業家,発明家
安政5年8月8日生まれ。平野富二もとではたらき,明治18年大阪で中島機械工業所を設立。活版ハンド機,石版ハンド機,コロタイプ印刷機などをつくった。大正3年国産オフセット印刷機を完成させた。大正13年死去。67歳。美濃(みの)(岐阜県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「中島 幾三郎」の解説

中島 幾三郎 (なかじま いくさぶろう)

生年月日:1858年8月8日
明治時代;大正時代の工業家。印刷技術者
1924年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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