凶音(読み)キョウオン

デジタル大辞泉 「凶音」の意味・読み・例文・類語

きょう‐おん【凶音】

きょういん(凶音)

きょう‐いん【凶音】

悪い知らせ。特に、死亡通知。きょうおん。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「凶音」の意味・読み・例文・類語

きょう‐いん【凶音】

  1. 〘 名詞 〙 悪い知らせ。凶事音信。特に、死亡の通知。凶報訃報(ふほう)。きょうおん。
    1. [初出の実例]「忽得凶音読復疑、秋前猶有兄詞」(出典:山陽遺稿(1841)詩集・一・哭妹)
    2. 「我は冥々の裡に、一の凶音の来り迫るを覚えながら」(出典:即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉末路)

きょう‐おん【凶音】

  1. 〘 名詞 〙きょういん(凶音)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「凶音」の読み・字形・画数・意味

【凶音】きよういん

凶報。

字通「凶」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android