同時通訳(読み)どうじつうやく

精選版 日本国語大辞典 「同時通訳」の意味・読み・例文・類語

どうじ‐つうやく【同時通訳】

〘名〙 話者とほぼ並行して通訳すること。また、その役目の人。〔技術人間(1969)〕

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デジタル大辞泉 「同時通訳」の意味・読み・例文・類語

どうじ‐つうやく【同時通訳】

[名](スル)話者の話の進行と並行して、ほとんど同時に通訳すること。「大統領声明同時通訳する」→逐次通訳

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百科事典マイペディア 「同時通訳」の意味・わかりやすい解説

同時通訳【どうじつうやく】

国際会議などで,多数の各国語の通訳者が別室にいて演説逐語通訳し,通訳された音声を各聴者デスクにある端子に伝送し,聴者が希望する国語の端子からイアホンで通訳された内容を聴取する翻訳方式

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世界大百科事典(旧版)内の同時通訳の言及

【通訳】より

…たとえば外交官の場合には,とくに正確さと柔軟な意志伝達能力の双方が求められるであろうし,文化人類学者,比較文学,知識社会学,比較発展論などの研究に従事する者にとっては,異文化接触の間に通訳をとおして新しい価値の意味を読み取ることが求められるであろう。他方,通訳のスピード化も求められており,同時通訳はその典型的な例である。ちなみに,国際連合総会では6ヵ国語で同時通訳がなされている。…

※「同時通訳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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