国木田 虎雄(読み)クニキダ トラオ

20世紀日本人名事典 「国木田 虎雄」の解説

国木田 虎雄
クニキダ トラオ

大正・昭和期の詩人,映画作家



生年
明治35(1902)年1月5日

没年
昭和45(1970)年

出生地
東京・赤坂

学歴〔年〕
京北中学校中退

経歴
中学でサトウハチローと同級。「日本詩人」「楽園」に詩を発表、詩話会編「日本詩集」に「渚」「樹蔭」「櫟林」などの詩があり、詩集「鷗」、作品「世相読本」など。プロキノ映画運動に参加、独歩の「号外」を脚色前進座で上演された。独歩関係本の解説や小説もある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国木田 虎雄」の解説

国木田虎雄 くにきだ-とらお

1902-1970 大正-昭和時代の詩人。
明治35年1月5日生まれ。国木田独歩長男病気で中学中退。「日本詩人」「楽園」などに作品を発表。大正11年版「日本詩集」に「渚」「樹蔭」「櫟林」などが収載されている。詩集「鴎」のほかに独歩関係の著作など。昭和45年死去。68歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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