憲静(読み)けんじょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「憲静」の解説

憲静 けんじょう

?-1295 鎌倉時代の僧。
真言宗。京都深草の嘉祥寺で出家。京都泉涌(せんにゅう)寺の智鏡,醍醐(だいご)寺の頼賢らに密教などをまなぶ。泉涌寺6世となり,宮中講義。のち鎌倉の大楽寺,理智光寺をひらき,相模(さがみ)(神奈川県)大山寺を再建弘安(こうあん)2年大勧進となり東寺を再興,高野山の復興にもつくした。永仁(えいにん)3年4月17日死去。字(あざな)は願行(がんぎょう)。諡号は宗灯(そうとう)律師。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android