柴田 馨(2代目)(読み)シバタ カオル

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「柴田 馨(2代目)」の解説

柴田 馨(2代目)
シバタ カオル


職業
講談師

本名
大橋 源三郎

別名
前名=柴田 玉子,柴田 南舎,柴田 小南玉,柴田 南玉(3代目)

生年月日
文久2年 3月22日

出生地
江戸(東京都)

経歴
江戸・神田今川橋の講釈場染川に生まれる。8歳で2代目柴田南玉(初代柴田馨)に入門、玉子。一時の中断を経て空板(前座)に復帰し、南舎。21歳から10年間、地方を回った。帰京後、小南玉、3代目南玉を名乗り、大正2年師の実子に南玉を譲り2代目馨を襲名した。師直伝の「日蓮記」や、「横浜小僧殺し」「木曽の富五郎」などを得意とした。

没年月日
大正12年 11月15日 (1923年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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