森興昌(読み)もり おきまさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森興昌」の解説

森興昌 もり-おきまさ

1840-1889 明治時代の殖産家。
天保(てんぽう)11年生まれ。東京江戸川河口を浅草海苔(のり)の生産地として開発した。浅草海苔は明治15年ごろまで大森で生産されていたが,運動の結果19年河口南方の葛西浦(かさいうら)が東京府から養殖場として認可された。明治22年2月4日死去。50歳。武蔵(むさし)葛飾郡(東京都)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例