籍を入れる(読み)セキヲイレル

デジタル大辞泉 「籍を入れる」の意味・読み・例文・類語

せき・れる

出生養子縁組などで、すでにある戸籍にその人の名を入れる。また俗に、男女婚姻届を出して新しい戸籍を作る。入籍する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「籍を入れる」の意味・読み・例文・類語

せき【籍】 を 入(い)れる

  1. 結婚や養子縁組などで、ある者をある戸籍に新しく入れること。入籍する。
    1. [初出の実例]「六年も一緒にゐて、それで何故籍を入れてゐないんですって聴くから」(出典:疑惑(1913)〈近松秋江〉)
  2. 学校団体官庁などの一員として名前を登録する。
    1. [初出の実例]「兎も角も融通の利く法科に籍を入れておけば」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の散歩)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android