青山延寿(読み)あおやま のぶひさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「青山延寿」の解説

青山延寿 あおやま-のぶひさ

1820-1906 江戸後期-明治時代の儒者
文政3年生まれ。青山延于(のぶゆき)の4男。藤田東湖にまなび,常陸(ひたち)水戸藩につかえ,藩校弘道館助教,のち彰考館員をつとめた。槍術(そうじゅつ)にすぐれた。明治39年11月死去。87歳。字(あざな)は季卿。通称は量四郎。号は鉄槍斎。著作に「大八洲(おおやしま)遊記」「読史雑詠」「読史偶筆」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android