同調圧力(読み)ドウチョウアツリョク

デジタル大辞泉 「同調圧力」の意味・読み・例文・類語

どうちょう‐あつりょく〔ドウテウ‐〕【同調圧力】

集団において、少数意見を持つ人に対して、周囲多くの人と同じように考え行動するよう、暗黙うちに強制すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「同調圧力」の解説

同調圧力

会議などで異論が出ることを好まず、リーダー多数派の意見に暗黙のうちに従うよう求める集団内の心理的圧力少数派に「発言すれば変わり者とみなされたり、自分に不利益が及んだりするのではないか」と思わせる萎縮効果がある。問題点の改善要求や良心に基づく訴えが出にくくなり、気付かないうちに集団全体が誤った方向に進む危険性が指摘される。リベラル層からは、「安倍1強」体制首相官邸を中心とした同調圧力が各界に及んでいるとの見方が出ている。

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