ADP(読み)エーディーピー

百科事典マイペディアの解説

ADP【エーディーピー】

(1)アデノシン二リン酸の略称。ATPの第一末端リン酸基が加水分解によって除かれたもの。1個の高エネルギーリン酸結合をもち,アデニル酸キナーゼによりATPとAMPに可逆的に変化する。(2)ammonium dihydrogenphosphateの略。正式名称はリン酸二水素アンモニウム。第一リン酸アンモニウムともいう。圧電材料。圧電率は水晶よりも大きく,ロッシェル塩に次ぐ。水溶液から人造結晶として作る。圧電素子として利用されるほか,肥料,ベーキングパウダー,染料分散剤などの用途がある。
→関連項目圧電気高エネルギー結合第一リン(燐)酸アンモニウムフラビン補酵素

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大辞林 第三版の解説

ADP

〖adenosine diphosphate〗
アデノシンに 2 分子のリン酸が結合したヌクレオチド。アデノシン 2 リン酸。

ADP

〖automatic data processing〗
コンピューターの、自動データ処理。

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世界大百科事典内のADPの言及

【ATP】より

…フィスケC.H.FiskeとサバロウY.Subbarow,およびローマンK.Lohmannにより1929年に,筋肉および肝臓中に存在する熱に不安定なリン酸化合物として発見された。加水分解反応ATP+H2O―→ADP+H3PO4のpH7における標準自由エネルギー変化(-⊿G0′)は7.3kcal/molで,代表的な高エネルギーリン酸化合物である。生体内においては,発酵,解糖の過程で形成される高エネルギーリン酸化合物からのリン酸基転移反応および酸化的リン酸化反応,光合成生物の光リン酸化反応によるADP(アデノシン‐5′‐二リン酸)のリン酸化によって生成する。…

【リン酸アンモニウム(燐酸アンモニウム)】より

…第一リン酸アンモニウムともいう。ADPと略称する。無色正方晶系結晶。…

※「ADP」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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