CSCE(読み)シーエスシーイー(その他表記)CSCE

デジタル大辞泉 「CSCE」の意味・読み・例文・類語

シー‐エス‐シー‐イー【CSCE】[Conference on Security and Cooperation in Europe]

Conference on Security and Cooperation in Europe全欧安保協力会議欧州における緊張緩和をはかるため、アルバニアを除く全欧州諸国に米国カナダを加えた35か国の首脳が参加して開催された会議。1975年の第1回会議では、東西欧州諸国の協力をうたった「ヘルシンキ宣言が、1990年の第2回会議では、欧州全体の民主化促進をうたった「パリ憲章」が採択された。正式名称は「欧州における安全保障と協力に関する会議」。1995年、国際機関OSCE欧州安全保障協力機構)へと発展

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精選版 日本国語大辞典 「CSCE」の意味・読み・例文・類語

シー‐エス‐シー‐イー【CSCE】

  1. ( [英語] Conference on Security and Cooperation in Europe の略 ) 全欧安保協力会議。一九九五年、欧州安保協力機構(OSCE)に名称変更、改組

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「CSCE」の意味・わかりやすい解説

CSCE
シーエスシーイー

「ヨーロッパ安全保障協力会議」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のCSCEの言及

【ヨーロッパ安全保障協力機構】より

…略称OSCE,全欧安保協力機構とも。ソ連の提唱により,アルバニアを除く全ヨーロッパ諸国にアメリカ,カナダを加えた35ヵ国が,1973年から2年間にわたり,ヨーロッパの緊張緩和と安全保障の問題を討議するために開催したヨーロッパ安全保障協力会議(CSCE。全欧安保協力会議ともいう)から発展し,95年1月に冷戦後ヨーロッパの新しい安保秩序の中核的存在として常設機構化されたもの。…

【ヨーロッパ安全保障協力機構】より

…略称OSCE,全欧安保協力機構とも。ソ連の提唱により,アルバニアを除く全ヨーロッパ諸国にアメリカ,カナダを加えた35ヵ国が,1973年から2年間にわたり,ヨーロッパの緊張緩和と安全保障の問題を討議するために開催したヨーロッパ安全保障協力会議(CSCE。全欧安保協力会議ともいう)から発展し,95年1月に冷戦後ヨーロッパの新しい安保秩序の中核的存在として常設機構化されたもの。…

※「CSCE」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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