IME(読み)アイエムイー

日本大百科全書(ニッポニカ) 「IME」の意味・わかりやすい解説

IME
あいえむいー

コンピュータで文字入力を補助するソフトウェア。Input Method Editorの略で、入力方式エディターと訳される。かな漢字変換を行う日本語入力システムは「日本語IME」とよばれる。アプリケーション・ソフトウェアで日本語入力をする場合、ローマ字またはかな入力によって、漢字や記号、かな漢字まじりの文字列の候補を提示し、ユーザーはそれを確定させる。

 マイクロソフト社が開発したWindows(ウィンドウズ)用のシステムがMS-IMEとよばれたことから、「IME」の名称が一般化した。なお、MS-IMEと同種のソフトウェアとして、Mac OS(マックオーエス)における「ことえり」、ジャストシステムが開発した「ATOK(エイトック)」が挙げられる。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む