出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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知恵蔵
「IT革命」の解説
IT革命
情報化社会(information society)を象徴する言葉。情報化社会とは、情報が物質やエネルギーと同等あるいはそれ以上の重要な資源となり、その価値を中心に社会・経済が発展していく社会をいう。日本の情報化は、1970年代から進められてきたが、その背景には集積回路や光ファイバーなどの基本技術開発に支えられたエレクトロニクス技術・通信技術の急速な発展(高度情報化現象)があった。さらに90年代になるとPC(パーソナル・コンピューター)の機能が高度化し、LANのようなネットワーク接続により、より複雑で高度な作業に使われるようになった。米国で軍需用に研究・開発されたインターネットが民間に開放されたことで情報化は加速。特に90年代半ばからはインターネットが急速に全世界に広がり、瞬時に双方向での大量の情報交換が可能となった。しかも携帯電話の発達・浸透で、情報交換はいかなる場所でも行えるようになった。2000年以降は、ブロードバンドが浸透し利便性が向上、電子商取引も急拡大が続いている。これらの情報技術の進歩は情報伝達に劇的な変化をもたらし、産業界を始め地球規模での社会を大きく変えつつあることから、18世紀の産業革命にならい、IT(情報技術)革命と呼ぶ。
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
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IT革命
アイティーかくめい
information technology revolution
情報技術革命と訳される。広くはコンピュータによる通信ネットワークの発展がもたらした,社会全般にわたる構造変革をさす。特にアメリカでは 1990年代初頭からインターネットが普及し,企業活動から行政サービス,文化・学術活動まで,市民生活のさまざまな場面で情報の活用が進んだ。各種の規制緩和に支えられ,オンライン・ショッピングや株取引をはじめとする電子商取引 (Eコマース) ,新聞・雑誌・書籍などをインターネット上で配信する電子出版など,既存の流通構造や商慣習にとらわれない新しいマーケットが構築された。一方,ソフトウエアやコンテンツなど,コンピュータの周辺分野でもさまざまなべンチャービジネスが生れ,大企業をしのぐ売上げを計上するものも現れた。それがさらに株式市場の活況につながり,アメリカは空前の好景気を享受した。これに対し日本は,インフラ整備や規制緩和の遅れによって大きく引離されている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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