情報セキュリティーに関する技術や知識を競う競技会。security contest(セキュリティーコンテスト)の略。主催はSECCON実行委員会と日本ネットワークセキュリティ協会で、日本の情報セキュリティーやプログラミング分野の人材の発掘や育成、技術の向上を目的に、2012年度(平成24)から学生あるいは22歳以下を対象に開かれている。情報セキュリティーに関する総合力を競うCTF(Capture the Flag、旗取り合戦の意)というハッキングコンテストと、セキュリティーに関したあるテーマにあわせて、プログラムを作成するプログラミングコンテストのハッカソンhackathon(ハッキングマラソンの意。参加資格に年齢制限なし)の2種類のコンテストが行われている。
CTFは世界各国で行われているもっとも有名なセキュリティー技術を競うコンテスト方式の一つである。出題形式で不正なソフトの動作や脆弱(ぜいじゃく)性を分析したり、不正アクセスの痕跡(こんせき)をたどるといった問題を解いたり、あるいは、サイバー攻撃(クラッキング)とその防御を他チームと対戦形式で競う場合もある。コンテストはこうした競技で得られるポイントの合計で争われる。
[編集部]
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...