20世紀西洋人名事典 「A.ヴァン・マーネン」の解説
A. ヴァン・マーネン
Andriaan Van Maanen
1884.3.31 - 1946
米国の天文学者。
オランダのスネーク生まれ。
1911年アメリカに渡り、ヤーキス天文台で、ボランティアとして働いた。翌年ウィルソン山天文台の職員となり、研究生活を続ける。星の視差を測定するのに新しい60インチの反射望遠鏡を使い、より精功な装置の能力を最大限に利用して、惑星状星雲やかすかな星の動きを研究した。また、一部の渦巻きの回転速度の研究は、「島宇宙」の可能性に対するシャプリの議論を刺激することになった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報