20世紀西洋人名事典 「C.ビッラ」の解説
C. ビッラ
Carlo Villa
1931 -
イタリアの作家,詩人。
デフォルメに満ちた言語で現代の不条理を暴く、幻想的でグロテスクな作風が特徴。デビュー作は詩集「生きていることの特権」。1946年小説「並みの嘔吐」で認められる。他の作品に詩集「偽りの荘厳」(’77年)、「口述された幼年期」(’82年)、小説「壜のなかの島」(’72年)、「セーラムのマンドレーク大司教」(’82年)、評論「不条理の子」(’72年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報