CAPM(読み)シーエーピーエム(その他表記)Capital asset pricing model

M&A用語集 「CAPM」の解説

CAPM

投資家株式(などのリスク資産)に期待するリターンが形成される過程を明らかにした理論企業評価で使用する割引率を算定する際の理論として広く活用されている。期待リターンはリスクフリーレートにマーケットリスクプレミアムにβを乗じた値を加えて算出される。1960年代にW・シャープとJ・リントナーらによって完成された理論である。CAPMに基づいて求めた資本コストキャッシュフローを割引くことでリスクを勘案した株式の評価が可能。

出典 M&A OnlineM&A用語集について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android