CEP(読み)シーイーピー(その他表記)CEP

デジタル大辞泉 「CEP」の意味・読み・例文・類語

シー‐イー‐ピー【CEP】[complex event processing]

complex event processing時系列に生み出されるデータリアルタイム処理し、有用なデータのみを解析して出力する技術総称株価ソーシャルメディア上のテキスト、各種センサーから得られる情報など、さまざまな定型・非定型のデータを取り扱い、あらかじめ分析や検知すべき条件を設定し、適切な処理を自動的に行ったり、人に理解しやすいデータを出力したりする。ビッグデータの重要な要素技術として幅広い分野で応用されている。複合イベント処理

シー‐イー‐ピー【CEP】[circular error probable]

circular error probable半数必中半径半数必中界核ミサイルなどの命中精度を表す語。発射されたミサイル半分が到達する可能性のある円の半径をいう。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「CEP」の意味・わかりやすい解説

CEP
シーイーピー
circular error probability

半数必中界。弾道ミサイルの命中精度を表わす用語で,発射した弾道ミサイルの弾頭の半数が目標中心からどのくらいの半径内に落下するかを示す数値。 CEP250mなら,半径 250mの円内に弾道ミサイルの弾頭の半数が命中することになる。 CEP数が小さいほど命中精度が高い。

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世界大百科事典(旧版)内のCEPの言及

【ミサイル】より


[核ミサイルの威力]
 ミサイルの目標に与える威力は,ミサイルの命中精度,弾頭の爆発エネルギーおよび目標の堅牢性などにより変わってくる。対地ミサイルや砲弾などの命中精度はCEP(セツプ)(circular error probable,半数必中界などと訳す)で表される。CEPとは,同一の条件でミサイルを発射した場合,その半数が内部に落下することが期待される,目標を中心とした円の半径をいう。…

【ミサイル】より


[核ミサイルの威力]
 ミサイルの目標に与える威力は,ミサイルの命中精度,弾頭の爆発エネルギーおよび目標の堅牢性などにより変わってくる。対地ミサイルや砲弾などの命中精度はCEP(セツプ)(circular error probable,半数必中界などと訳す)で表される。CEPとは,同一の条件でミサイルを発射した場合,その半数が内部に落下することが期待される,目標を中心とした円の半径をいう。…

※「CEP」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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