DV防止法(読み)ディーブイボウシホウ

デジタル大辞泉 「DV防止法」の意味・読み・例文・類語

ディーブイ‐ぼうしほう〔‐バウシハフ〕【DV防止法】

《「配偶者からの暴力防止及び被害者の保護に関する法律」の通称》配偶者や恋人による暴力を防止することを目的とした法律。被害者は裁判所保護命令を申し立てることができ、それに違反した加害者である配偶者は1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられる。平成13年(2001)4月成立。配偶者暴力防止法DV法。→ディー‐ブイ(DV)
[補説]この法律でいう配偶者には、事実婚の関係にある者も含まれる。

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共同通信ニュース用語解説 「DV防止法」の解説

DV防止法

暴力を振るう配偶者らから被害者を守るため、相談と保護、自立支援の手続きなどを定めている。被害者から申し立てを受けた裁判所が接近禁止や退去などの保護命令を加害者に出し、違反した場合は罰則もある。2001年に施行後、これまで3回の改正で、元配偶者間も対象に含めるなど制度が拡充されてきた。11年以降、恋人間の暴力の末のストーカー殺人事件が長崎県西海市などで頻発したため、13年の改正では同居中または同居していた恋人間の暴力にも対象を拡大し、ストーカー規制法も同時改正となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「DV防止法」の意味・わかりやすい解説

DV防止法
でぃーぶいぼうしほう

配偶者暴力防止法

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