20世紀西洋人名事典 「E.マジェア」の解説
E. マジェア
Eduardo Mallea
1903 -
アルゼンチンの小説家,評論家。
1926年短編集「絶望した英国女性のための物語」で短編作家としての名声を得た。小説「沈黙の入江」(’40年)、「すべての緑は枯れる」(’41年)、「塔」(’51年)などではアルゼンチン人の苦悩、心理的葛藤を重苦しいほどに描いた。他の作品に長編評論「アルゼンチンの認識と表現」(’35年)、小説「ヨーロッパの夜」(’36年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報