20世紀西洋人名事典 「H.コート」の解説
H. コート
Halvdan Koht
1873 - 1965
ノルウェーの歴史家,政治家。
オスロ大教授,元・外相。
太古から現代までに至る百科全書的な知識豊富な同時代最大の歴史家。人民の階級的利害は国民・民族の利害を代表しうるという命題を、歴史研究や政治活動の問題意識として持ち続けた。1911年に労働党に加盟し、地方自治行政に携わる。’35年には労働党政権の外相をつとめたが、ナチス・ドイツの侵入のために国王、内閣と共にロンドンに亡命。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報