J.D.ファン・デル・ワールス(その他表記)Johannes Diderik Van der Waals

20世紀西洋人名事典 の解説

J.D. ファン・デル・ワールス
Johannes Diderik Van der Waals


1837.11.23 - 1923.3.8
オランダ物理学者
元・アムステルダム大学教授。
ライデン生まれ。
小学校教師の傍ら、ライデン大で物理学を学んだ。1866年ハーグの中学校に移り校長の職に就きながら物理学の研究を続けた。1873年後の研究の基礎となる「気体液体の連続性について」と題する論文を提出し、高い評価を得て、1877年アムステルダム大物理学教授に就任、1907年まで務めた。物質の状態変化、毛管現象など主として物理化学的現象の熱力学的ならびに分子論的研究に生涯を捧げ、その業績により’10年ノーベル物理学賞が授与された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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