20世紀西洋人名事典 「J.E.リトルウッド」の解説
J.E. リトルウッド
John Edensor Littlewood
1885.6.9 - 1977.9.6
英国の数学者。
元・ケンブリッジ大学教授。
ロチェスター生まれ。
少年時代家族と共にアフリカに移住し、1900年帰国。’05年ケンブリッジのトリニティ・カレッジで数学の首席合格。’07〜10年マンチェスター大学講師を経て、’10年ケンブリッジ大学に戻り、’27年教授就任し、’50年引退。引退後も70歳まで同大学で講義をおこなった。’11年から’35年間G.H.ハーディとの研究で級数の総和法の系統的取扱いを行い、タウバー型定理に興味を持ち、それの素数論への典雅な応用を果たした。又彼だけの業績に複数関数論がある。’16年王立協会会員。’29年ロイヤル賞、’43年シルヴェスター賞、’58年コプリー賞受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報