20世紀西洋人名事典 「W.ヘルツォーク」の解説
W. ヘルツォーク
Werner Herzog
1942 -
ドイツの映画監督。
ミュンヘン生まれ。
大学で歴史学や文芸学を学びながら短編映画を自主製作する。1967年長編第1作「生の証明」は高い評価を受け、’68年のベルリン国際映画祭新人監督賞を受賞し、ニュー・ジャーマン・シネマの旗手の一人となる。辺境の地や異常な環境にある人間を描きながら、ドキュメンタリー映画や劇映画で独特の世界を発表する。作品に「小人の饗宴」(’70年)、「緑のアリが夢見るところ」(’84年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報