X線マイクロアナライザー(読み)えっくすせんまいくろあならいざー

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

X線マイクロアナライザー
えっくすせんまいくろあならいざー

試料上に直径を1マイクロメートル(100万分の1メートル)程度に細く絞った電子線を照射し、被照射部分から発生する固有X線を利用して、その部分の定性定量分析を行う装置。この方法は1949年に発表され、X線マイクロアナライザーとよばれていたが、現在は電子線マイクロアナライザーとよばれている。

[高田健夫・編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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