アライド・ケミカル(読み)あらいどけみかる(その他表記)Allied Chemical

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アライド・ケミカル」の意味・わかりやすい解説

アライド・ケミカル
あらいどけみかる
Allied Chemical

1920年の設立以来、アメリカの大手化学会社として躍進したが、1970年代に石油・ガス事業に傾注、1980年代にはいっそうの多角化を目ざし社名アライド・コーポレーション改称。航空宇宙機器、自動車部品メーカーの買収、石油・ガス事業からの撤退を経て、1985年アライド・シグナルに改称ののち、1998年ハネウェル社と合併、現在はハネウェル・インターナショナルの社名で航空機部品、各種自動制御機器などの製造を行う。

[編集部]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アライド・ケミカル」の意味・わかりやすい解説

アライド・ケミカル
Allied Chemical Corp.

アメリカ合衆国の化学会社。アライドシグナルの前身企業。1920年にアメリカの大手化学メーカー 5社が合併してアライド・ケミカル・アンド・ダイとして設立。1958年アライド・ケミカルに改称。無機化学分野から出発して,ナイロンアンモニア硫安尿素の分野に進出,1960年代にはプラスチック部門,エネルギー部門を強化し,1970年代は石油,天然ガスの開発を進めた。アメリカ,カナダに多数の工場,鉱山を所有し,海外進出も積極的に行なった。1981年アライドに社名変更。1983年ベンディックスを買収。1985年シグナルを買収し,アライドシグナルとなった。

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