アーサー王の死(読み)アーサーオウノシ

デジタル大辞泉 「アーサー王の死」の意味・読み・例文・類語

アーサーおうのし〔‐ワウのシ〕【アーサー王の死】

原題、〈フランスLe Morte d'Arthurマロリーによる長編の散文物語。アーサー王伝説集大成とされる作品で、作者の死後1485年に発表。執筆時の題名は「アーサー王と高貴なる円卓騎士たち」だったが、出版者キャクストンが改題した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「アーサー王の死」の意味・読み・例文・類語

アーサーおうのしアーサーワウ‥【アーサー王の死】

  1. ( 原題[フランス語] Le Morte d'Arthur ) 英雄物語。二一巻。トマス=マロリー作。一四八五年発表。武勇にたけたアーサー王の生涯と、王に仕える騎士たちの冒険を描く。当時伝わっていたアーサー王伝説の集大成。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のアーサー王の死の言及

【マロリー】より

…《アーサー王の死》の作者とされる人物。この作品は,アーサー王伝説の英語散文による優れた集大成とも称すべき,15世紀イギリス最高の散文作品であり,イギリス最初の印刷・出版業者W.カクストンによって1485年に出版された。…

※「アーサー王の死」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む