フェーベ(その他表記)Phoebe

翻訳|Phoebe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フェーベ」の意味・わかりやすい解説

フェーベ
Phoebe

土星衛星。1899年ウィリアム・ヘンリー・ピッカリングが発見。半径 108km,光度 14等,公転周期 550日11時間。土星の主要な衛星のなかでは,ずばぬけて大きな軌道半径をもちほかの衛星の公転方向とは逆向きに公転する逆行衛星である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のフェーベの言及

【土星】より

…粒子の密度が高いと互いに衝突して細かく砕かれるのであろう。 土星は昔から9個の衛星をもつことが知られており,Iミマス,IIエンケラドス,IIIテチス,IVディオーネ,Vレア,VIチタン,VIIヒペリオン,VIIIヤペタス,IXフェーベと呼ばれている。しかし,ボエジャーはさらに多くの衛星を発見または確認し(いくつかは地上で発見されていた),その総数は21~23となった。…

※「フェーベ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む