一条経嗣(読み)いちじょう つねつぐ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一条経嗣」の解説

一条経嗣 いちじょう-つねつぐ

1358-1418 南北朝-室町時代公卿(くぎょう)。
延文3=正平(しょうへい)13年生まれ。二条良基(よしもと)の3男。一条経通(つねみち)の養嗣子。応安元=正平23年従三位,応永元年関白となる。従一位。足利義満・義持の信任を得,関白を3回つとめる。22年准三宮(じゅさんぐう)。和漢学問,和歌にすぐれた。応永25年11月17日死去。61歳。法号は成恩寺。日記に「荒暦(こうりゃく)」,著作に「相国寺(しょうこくじ)塔供養記」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「一条経嗣」の意味・わかりやすい解説

一条経嗣
いちじょうつねつぐ

[生]正平13=延文3(1358)
[没]応永25(1418).11.17. 京都
室町時代前期の関白。二条良基の子,一条房経の養子。足利義満に追従,『相国寺塔供養記』『北山殿行幸記』などを書き,また日記に『荒暦』がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む