亀の甲(読み)カメノコウ

デジタル大辞泉 「亀の甲」の意味・読み・例文・類語

かめ‐の‐こう〔‐カフ〕【亀の甲】

亀のからだを覆う角質の硬い殻。甲羅。かめのこ。
六角形前後左右に連続した模様。きっこう。
ベンゼン環のこと。六角形をなすのでいう。
波しぶきを防ぐために船首につける厚板囲い
戦国時代城攻めに用いた兵車で、外面を生の牛皮などで覆ったもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

岩石学辞典 「亀の甲」の解説

亀の甲

一部溶解した亀甲石団塊(septarian nodule)で,内部の脈が表面に露出し,その模様が亀の甲に類似しているもの[Pettijohn : 1957].米国カリフォルニア州の曲がった断層面記述に使用された[Curry : 1938].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android