五島純玄(読み)ごとう すみはる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「五島純玄」の解説

五島純玄 ごとう-すみはる

1562-1594 織豊時代武将
永禄(えいろく)5年生まれ。宇久純尭(うく-すみたか)の長男。天正(てんしょう)15年(1587)肥前福江(長崎県)の領主宇久氏をつぎ,豊臣秀吉に1万5530石の所領をみとめられる。文禄(ぶんろく)の役の折,姓をあらため五島家初代となる。朝鮮では先陣をつとめ,転戦中の文禄3年7月28日病死。33歳。通称次郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の五島純玄の言及

【福江藩】より

…肥前国(長崎県)南松浦郡福江に藩庁を置いた外様小藩。藩主は五島氏。1万2530石。五島藩ともいう。松浦党(まつらとう)の成員であった五島列島北端の宇久氏は,南端の福江島進出を契機として海上貿易権を掌中に収め,有力な在地領主を同族化することによって五島列島の統一に成功し,1587年(天正15)豊臣秀吉の九州征伐後,本領を安堵されて近世大名となった。石高は1万5530石。1655年(明暦1)5代藩主盛勝のとき,叔父盛清に3000石(富江領)を分知してから1万2530石となる。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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