分子がほかの分子を見分ける現象.酵素が基質を見分ける特異性を説明する一つの仮説として,“鍵と鍵穴”の概念があるが,これに対する分子論的基礎概念である.分子がほかの分子を見分けるのは,ファンデルワールス相互作用,電荷移動相互作用,π電子間相互作用,イオン結合や水素結合などの分子間相互作用による.生命現象において,酵素,DNA,RNAなどが生命活動に必要なタンパク質,ホルモンなどをつくる際に遺伝情報を伝える相手を選び出す現象でもあり,味覚や嗅覚など,生命現象の理解に重要な研究対象となっている.また,化学現象としても,1967年にクラウンエーテルがアルカリ金属やアルカリ土類金属を選択的に取り込む現象が発見されてから,分子認識能力をもつ化合物を人工的に合成するホストゲスト化学という新しい研究分野も生まれた.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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