原理主義(読み)ゲンリシュギ

デジタル大辞泉 「原理主義」の意味・読み・例文・類語

げんり‐しゅぎ【原理主義】

キリスト教で、聖書の無謬性を信じ、キリスト処女降誕贖罪・復活・奇跡などを歴史的事実として認識する信仰上の立場進化論や聖書の批判的解釈を容認する近代主義に対抗する運動として、1900年代初期に米国のプロテスタント諸派内で生じた。根本主義ファンダメンタリズム
一般に、基本的な理念原理原則を厳格に守ろうとする立場。市場原理主義など。
1から転じて》聖典教義を忠実に解釈し実践しようとする思想や運動。イスラム原理主義など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 参照 項目

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む