吉永小百合(読み)よしながさゆり

百科事典マイペディア 「吉永小百合」の意味・わかりやすい解説

吉永小百合【よしながさゆり】

俳優。東京生れ。1969年早大卒。ラジオ・ドラマ《赤銅鈴之助》(1955年)でデビュー。映画出演第1作は《朝を呼ぶ口笛》(1959年)。浦山桐郎監督《キューポラのある街》(1962年)で,貧しいながらも溌剌と生きる少女を演じて注目される。明るく純情な役柄を演じて人気を得,ファンは〈サユリスト〉と呼ばれた。ほかの作品に《あゝひめゆりの塔》(1968年),山本薩夫監督《皇帝のいない八月》(1978年),市川崑監督《細雪》(1983年),《おはん》(1984年),《つる -鶴-》(1988年),浦山桐郎監督《夢千代日記》(1985年),山田洋次監督《母べえ》(2008年)などがある。2006年紫綬褒章受章。2010年文化功労者。2014年,主演の《ふしぎな岬の物語》(成島出監督)で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉永小百合」の解説

吉永小百合 よしなが-さゆり

1945- 昭和後期-平成時代の女優。
昭和20年3月13日生まれ。34年映画デビュー。37年「キューポラのある街」で人気をあつめ,「伊豆踊子」「愛と死をみつめて」などに出演。岡田太郎との結婚後は「細雪(ささめゆき)」「夢千代日記」「つる」「女ざかり」「母べえ」ほかの映画に出演している。歌手としても「いつでも夢を」「寒い朝」をヒットさせた。61年からは原爆詩の朗読会をつづける。平成22年文化功労者に選ばれる。25年「北のカナリアたち」で日本アカデミー賞優秀主演女優賞。26年主演・初プロデュース作品「ふしぎな岬の物語」でモントリオール世界映画祭審査員特別グランプリと合わせてエキュメニカル審査員賞を受賞。27年坪内逍遥大賞。東京都出身。早大卒。本名は岡田小百合。著作に「吉永小百合 街ものがたり」など。

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367日誕生日大事典 「吉永小百合」の解説

吉永 小百合 (よしなが さゆり)

生年月日:1945年3月13日
昭和時代;平成時代の女優

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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