吸収器(読み)キュウシュウキ

化学辞典 第2版 「吸収器」の解説

吸収器
キュウシュウキ
absorber

気体中の目的成分を溶剤中に効率よく吸収させる装置.吸収器を気-液相の接触形式によって分類すると,階段接触型と連続接触型に大別できる.たとえば,段塔は前者の場合で,気-液相の濃度は装置内で段階的に変化する.一方,充填塔は後者の場合で,液体中の気体濃度は連続的に変化する.この両者では設計法が異なり,前者では理論段数と段効率を用いて,後者では移動単位数と容量係数,または移動単位高さを用いて装置の大きさを決定できる.吸収器は分散相に液体,ガスのどちらを選ぶかによって,液体分散型とガス分散型とにも分類できる.前者では液体を液滴または液膜状でガス中に,後者ではガスを気泡状で液体中に分散させる.下表は上の分類にもとづいて代表的な吸収器の形式を示したもので,主として用いられる気-液相の流動方式(向流,並流,十字流接触操作)も併記してある.[別用語参照]吸収

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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