出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…そこに生ずる社会革命によって,この社会体制とともに〈人類の前史は終りを告げる〉という唯物史観(史的唯物論)の視座である。唯物弁証法的な,階級闘争論を含む一種の経済史観である。 この視座に導かれたマルクスの経済学的社会主義の仕事は,《1844年の経済学・哲学手稿》《ドイツ・イデオロギー,原稿,1845‐46》,プルードンの社会主義に対する批判の書《哲学の貧困》(1847),《共産党宣言》(1848),〈賃労働と資本〉(《新ライン新聞》に掲載,1849)の形をとった。…
…マルクス主義哲学の基本的立場を表す通称。〈唯物弁証法materialistische Dialektik〉という言い方も同義に用いられる場合がある(ただし唯物弁証法とは,元来はヘーゲルなどの観念論的な弁証法と区別して,唯物論的な弁証法という方法論上の特質を表す)。マルクス主義の始祖K.マルクスおよびF.エンゲルスは,自分の哲学を体系的な形では書きのこしていないが,後継者たち,特にドイツ社会民主党のK.カウツキーやロシアのマルクス主義者たちによって,始祖の哲学が体系的な解釈図式で整理されるようになった。…
※「唯物弁証法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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