soil temperature
地表面の温度(地面温度)と地中数mの深さまでの温度(地中温度)の総称。地温は地表面と外気との間における熱の授受と土壌内部の物理的条件により決定されるが,地温上昇にあずかる熱量は理論上,次式の熱収支の結果である。地中に入った熱量={(直達日射量+散乱日射量+大気放射量)-(地面反射+地面からの長波放射)}-(乱流交換熱量+蒸発熱量)。地温の日変化の及ぶ深さ(不易層)は地面下50~60cmまで,年変化は7~20mまでで,深さの違いは地表面の状態(植生・色など)や土壌水分および土質によって異なる。地温の振幅(日較差・年較差)は深さとともに指数関数的に小さくなり,最高温の起時の遅れは直線的である。岩盤温度という言葉は,対象が地熱地帯の坑井や坑道(トンネル)の場合に用いられ,深部からの熱伝導や地熱流体の上昇によって高温を示すことが多い。深さに対する定義は曖昧である。
執筆者:福岡 義隆・田中 博
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
→地中温度
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...