堀江敏幸(読み)ホリエトシユキ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堀江敏幸」の解説

堀江敏幸 ほりえ-としゆき

1964- 平成時代のフランス文学者,小説家。
昭和39年1月3日生まれ。パリ第三大学に留学したのち,明大助教授,平成16年同大教授。19年早大教授。そのかたわら翻訳や評論を多数手がけ,平成11年「おぱらばん」で三島由紀夫賞,13年「熊の敷石」で芥川賞。15年「スタンス・ドット」で川端康成文学賞。16年「雪沼とその周辺」で谷崎潤一郎賞。18年「河岸忘日抄」で読売文学賞。22年「正弦曲線」で読売文学賞。独自の文体と,異邦人の視点からえがく作品世界が特徴。24年芥川賞選考委員となる。同年「なずな」で伊藤整文学賞。岐阜県出身。早大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む