デジタル大辞泉
「大山咋神」の意味・読み・例文・類語
おおやまくい‐の‐かみ〔おほやまくひ‐〕【大山咋神】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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大山咋神 おおやまくいのかみ
「古事記」にみえる神。
大年(おおとしの)神の子で,母は天知迦流美豆比売(あめしるかるみずひめ)。別名は山末之大主(やますえのおおぬしの)神。子を賀茂別雷(かもわけいかずちの)神とつたえる。比叡(ひえい)の山をまもる神とも京都松尾(まつのお)神社に鎮座して鳴鏑(なりかぶら)をもつ神ともいう。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の大山咋神の言及
【山王神道】より
…山王の号は《二十二社註式》に〈山王号之事,第五十二代嵯峨天皇弘仁十年,始崇敬之〉と見える。元来日吉(比叡)の大神は大山咋(おおやまくい)神が比叡山に鎮祀されたものであるが,延暦年中(782‐806)僧最澄がこの地に延暦寺を創建するに及び別に大三輪神を山上にまつり大比叡神と称し,大山咋神は山下に移された。しかし大山咋神は元来比叡山の地主神(じぬしがみ)であったので天台宗徒は宗派の守護神と仰ぎ,唐の天台山の守神たる地主山王に擬し,この神を山王と称し天台神道の主神とした。…
※「大山咋神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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