大青(読み)タイセイ

デジタル大辞泉 「大青」の意味・読み・例文・類語

たい‐せい【大青】

アブラナ科越年草。高さ約90センチ。葉は互生し、長楕円形で、基部が茎を包む。初夏、黄色い花が咲く。中国原産。葉にインジゴを含み、染料をとる。

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精選版 日本国語大辞典 「大青」の意味・読み・例文・類語

たい‐せい【大青】

〘名〙 アブラナ科の二年草。中国原産で、日本へは享保年間(一七一六‐三六)に渡来し、栽培された。高さ六〇~九〇センチメートル。根葉は大きく、茎葉は長楕円状披針形で基部は切れ込んで茎を抱く。初夏、頂に径約一センチメートルの黄色い四弁花が集まって咲く。葉から藍(あい)色の染料をとった。漢名菘藍大藍。〔和漢三才図会(1712)〕

くる‐くさ【大青】

〘名〙 植物たいせい(大青)」の異名。〔本草和名(918頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「大青」の解説

大青 (タイセイ・クルクサ)

学名Isatis indigotica
植物。アブラナ科の二年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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