デジタル大辞泉 「実体化」の意味・読み・例文・類語 じったい‐か〔‐クワ〕【実体化】 《〈ドイツ〉Hypostasierung》哲学で、概念的あるいは抽象的なものや単に思考のうちにあるものを客観的にある実体とすること。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「実体化」の意味・読み・例文・類語 じったい‐か‥クヮ【実体化】 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Hypostasierung の訳語 ) 哲学で、概念的なもの、抽象的なもの、観念的なものを独立の実在として具体化すること。たとえば、普遍概念を独立の存在とする中世の実念論の考え方など。[初出の実例]「マルキシズムの唯物史観が階級の実体化を基本として社会の運動理論を構成し」(出典:学生と教養(1936)〈鈴木利貞編〉教養としての社会科学〈蝋山政道〉六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例